かえでの 日々あれこれ

アラフィフ主婦の徒然日記 

「いじめ」が遠い昔の話になる日がきます。でも・・・・・ =先生、それを言っちゃいますか?=

ご訪問ありがとうございます。

かえで です。

 

いじめについて思うことを書いています。

 

 

kaede-gatari.hateblo.jp

 

 

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いじめから逃げて学校を休むこと 3日。

こころの整理をつけて、怖いと思いながらも意地もあって学校に向かうことに。

 

私なりにいじめをなんとか流すという態度をとりだしたら、じんわり関わってくれるクラスメイトも現れました。

 

暴言は無くなるわけではなかったけど、身体的接触(部活での肘鉄・突き飛ばし)は受けずにすみました。

 

が、悪いことするやつってそういう方向にはものすごく頭がいいんですね。

その当時ある意味感心したのを覚えています。

 

そのとき生徒会の役員選出の選挙があったんです。

役員への立候補なり、推薦なりを問うホームルームがあったわけです。

 

そうしたらいじめのリーダー格が

「かえでさんがいいと思いま~~す」と私を推薦したのです。

 

は?

 

見るとニヤニヤと嫌な笑いを浮かべています。

こういう場で「いやです」と言えるはずもなく、黒板にかかれる私の名前。

そのまま私は生徒会役員選挙に出る流れに。

 

休み時間、先生が教室からいなくなると

「かえでに投票せんようにな~」

「落選、落選~~www」

 

あーーー、私がいじめに反応薄くなったからたくさんの人の間で落選っていう形で恥をかかそうという魂胆か~~。

すごい変化球できたなぁ。

 

クラスメイトはもちろん、別のクラスの子、後輩たちにも「かえでに投票すんなよ」と根回ししてました。

私に聞こえよがしに。

 

さすがに凹みましたよね。

 

で、担任の先生に直訴に行ったわけです。

 

落選させるために推薦された。

周りに「投票するな」と言ってまわっている。

こんな選挙はおかしいし、出たくない。

 

この担任、部活の顧問でもあったんですよね。

そのときはもう部活辞めてましたけど、いじめが原因であることを訴えてもいじめ側に対処はしてくれなかったんですよね。

 

寧ろ、「あとちょっとで引退なんだからもう少し頑張ってみないか?」なんて頓珍漢なこと言ってきた人。

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あんまり当てにはしてなかったけど、そのときも言われました。

 

「そうは言っても推薦されたんだし、我慢して頑張ってみればいいんじゃないか?」

 

 

そうか、いじめは我慢するもんなんだな?

 

 

先生がそれを言っちゃだめでしょーが。

 

いまなら学年主任、教頭、校長、所轄の教育委員会、県教委くらいまでは上申してもいい案件じゃないでしょうかね。

 

いじめを知っていながら我慢しろですよ、いま思いだしたら笑っちゃう。

その先生の顔、忘れられんわ。

しかも私と同い年の娘がいる先生だったんですよね。(その娘さんとは学校は違っていましたけど)

娘がいじめられてても同じこと言うのかな~と思いながら先生の話聞いてました。

 

役に立たん先生や。

いじめてくるやつらもそうやけど、先生も敵や。

先生だからって信用も信頼もするもんか。

 

そのとき私のこころに刻み込まれました。

いまでもそうです。

 

学校の先生は信用信頼できない。

 

もちろん、こんな先生ばかりではないのも分かっています。

でも失くした信用信頼はそうそう簡単に回復するものではありません。

私は学校の先生は絶対当てにしない、と決めた瞬間でした。

 

今なら分かります。

担任なんて1年の責任です。

ひっくり返せばのらりくらり躱して1年をやり過ごせば責任がなくなるのです。

自分が担任している間に波風立たずに過ぎてほしかったんでしょうね。

先生も複数のいじめ側を諫めるより、いじめられている私一人に我慢させたほうが話がはやいと思ったんでしょう。

しかもその頃私はいわゆる「いいこちゃん」の生徒だったんで。

 

 

 

そんなこんなで推薦が取り消されることはありませんでした。

ならば!

我慢して頑張らなければならないのならやってやろうじゃないか。

 

ここからは先生に対しての意地もありました。

 

馬鹿にすんなよ!!ってことで猛然と選挙演説の原稿を作りました(笑)

落選するのは分かっていてもショボい負け方をしたくない!!と、作り上げた原稿を頭に叩き込んで暗記して演説に登壇しましたよ。

あのときの集中力、後々に欲しかった(笑)

 

結果は・・・・・・もちろん落選でしたけどね。

演説直前も「かえでに投票すんなよ~」って聞こえてましたけど(笑)

 

でも生徒総数の1/3の得票があったので「あぁ、学年も顔も分からないけど、私を認めてくれる人がこれだけいるんだ」と心強く思いました。

 

 

いじめられていたってみんながみんなが敵ではありません。

認めてくれる人が必ずいるんです。

 

それはぴったりと寄り添ってくれる人ばかりじゃありません。

あなたと関わりが薄い人かもしれませんし、むしろあなたの知らない人かもしれない。

 

それでも認めてくれる人はいるのです。

ぼっちのようでいて、ぼっちじゃないんです。

 

強くなれ、前を向け、とは言いません。

辛かったら逃げられるだけ逃げたらいいんです。

 

あと学校と学校の先生をあてにしないほうがいいですね、と自分の経験から言っておきます。

 書いてて空しくなってきますけどね。

 

 

 

いじめを受けた頃が遠い昔になっても傷ついたこころは確かに傷ついたままです。

それでも確実に遠い昔になるんです。

 

どう立ち回るのが正解だとは正直言えません。

それでも絶対昔の話になるときがくるんです。

 

 

いじめはだめだと言っても言っても

悲しいかななくならないのが現実です。

 

 それでもいじめは、超えることができる壁であるのですから。

100人いれば100人だけのいじめられ方があって。

100人いれば100人だけのいじめを遠い昔の話にするだけの超え方があるんです。

 

 

上手くまとめられませんけど、自分を諦めることだけは絶対絶対しないでください。

 

 

 

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