「会社勤めしろって言わんとって」「ひとりで仕事したい」をスピード実現しちゃいました
ご訪問ありがとうございます。
かえで です。
冬の終わり、息子が家を出ていきました。（家出に非ず）
仕事を始めるためにです。
こんな経験もしましたけど。
いや～～、今はとーーーっても楽しそうです。
仕事もプライベートも。
就職というのとはちょっと違うのかな？
息子、起業しましたので。
息子がひとり社長兼ひとり社員の起業です。
市役所に実印登録しに行ってました。（息子が５歳のときに夫が海外出張先でごっつい印鑑を作ってきてたのがやっと役立ちましたw）
税務署に開業届けを出しに行ってました。
屋号での口座開設のために書類をそろえてメガバンクに行ってました。
どれもこれもハラハラしつつ、「おかあさん、ついて行かんでえぇ？」と尋ねては「おかあさんが来て何するん？」と軽くあしらわれてました。
そりゃそうだ、私がついて行ったってなんの役にも立ちません。
関係機関に電話で問い合わせたり、ネットで調べたりしているのを見て『あぁ、こうやって一人前になっていくんやな～』と感慨深く思ったものです。
だって起業なんて私の知らない世界ですので。
息子が譲らなかった条件は
手取り額 ３０万は絶対。（この額にプラスはあってもマイナスはない）
起業したので健康保険、年金は自分で納めるようになるし、その他諸々に必要な経費＋ゆとりある生活を送るためにはじき出した金額だそう。
しかも適正な労働時間とプライベート時間をきっちり確保。
これで仕事を取ってきたようです。
次の案件もいくつか来てるから話聞きに行こう思うとるんよ、とこの間かかってきた電話で言ってました。
ちゃんとやっとるね
私は両親公務員家庭で育ち、自分も看護師として月給もらってた立場。
夫もサラリーマン。
だから自分のこどももスーツ着て仕事に行くサラリーマンになるものと漠然と考えてました。
が、まぁ実際はだいぶ違ったものになりました。
起業しちゃいましたんで。
でも息子は自分の好きなことを仕事にしたので、多少のしんどさがあっても楽しく仕事をしているようです。
ほんと、それはなにより。
息子は仕事で一度しんどい目には遭いました。
なので今回仕事を始めると決めたとき、息子にきっぱりと言われました。
おかあさん、自分に会社勤めしろって言わんとって。
自分は組織の中やチームを組んで仕事っていうのは無理。
人に合わせろと言われるのは苦痛でしかない。
ひとりで仕事したい。
そうだったんやね・・・・・・
そりゃサラリーマンなんてできないわ。
そのうえ息子の仲良くしてる人たちは若くしてやり手の起業家さん。
そういうのにも影響されたんでしょう。
しかもその起業家さんがアドバイスをくれたり相談にのってくれるそう。
（これは息子が親の知らない間に作った人脈。まじ、謎人脈）
いい感じに落ちつけたと親としてはとりあえずホッとしてます。
仕事する！と決めて引っ越し・起業までが約２ヶ月。
このわけのわからないスピード感に、
何十社何百社とエントリーして、
就活スーツを着て、
結果に一喜一憂するばかりが就職の道じゃないんだなと思いました。
仕事は本人のやる気次第。
それと
誰もが自分の中に持っている仕事への固定観念をぶっ壊すことも必要なのかもしれません。
人に合わせろと言われるのは苦痛でしかない。
ひとりで仕事したい。
なんて、なかなかびっくりなことを言いだす人間でもちゃんと仕事を見つけて稼げるんですから。
怒涛の春ではありましたが、この勢いで気張っていきやー、と心配しつつ応援する母であります。
ということで、今回はこの辺で。
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